令和7年2月15日 全昌院涅槃会

全昌院は、豊島区にございます曹洞宗のお寺です。吹き矢教室、精進料理教室、坐禅、終活セミナーなど様々な催しを通じ、「開かれたお寺」を目指して、日々活動をしております。どなたでも気軽にお越しいただけます。心からお待ちしております。

令和7年2月15日 全昌院涅槃会

 

お釈迦様 ご入滅の法要

 

当院で恒例のお涅槃(涅槃会)が行われました。

 

当日は2月といえども冷え込むことなく、

 

朗らかな陽気の中、お勤めすることができました。

 

法要自体は、「般若心経」 「修証義」などを読経し、

 

お涅槃の法要を実施致しました。

 

涅槃団子の本当の意味

 

関西と関東では仏教の行事がほぼ1ヶ月遅れで実施され、

 

関西のお涅槃は、3月に行われます。

 

その際に、参列者に振る舞われるお供え物として、

 

「涅槃団子」があります。

 

涅槃団子は地域によって様々なのですが、

 

お釈迦様の仏舎利に見立てて無病息災などを祈りながら、

 

食べるのが一般的な習わしです。

 

古来は涅槃団子を乾燥させ袋に入れてお守り代わりにしていたことに加え

 

葬儀の際などにお足元に入れて、涅槃(覚り)を祈念するものでもありました。

 

涅槃団子は単なる食べるもの以上に、

 

亡くなった方の菩提を弔うお供えとしてあったのです。

 

涅槃会の絵解き

 

全昌院本堂、正面脇にはこの時期だけ掲げられる「仏涅槃図」がお祀りされています。

 

お釈迦様の涅槃を表現したもので、仏弟子や動物などが集まっている様子です。

 

お釈迦様をお産みになった摩耶夫人が、天井から薬を届けようとするのですが間に合わず、

 

薬を投げたのですが木に引っかかり、他の木々は枯れ果ててしまいましたが、その木だけは枯れずに残ったと言われています。

 

現在でもつかう「投薬(とうやく)」の故事だとも言われております。